インディゴ含有植物は世界中に多くあります。徳島藍はタデ藍でインディゴの含有量が少なく、そのままでは藍染にあまり適していないため濃縮させる技法として「すくも」が生み出されました。そんな「すくも」を使い灰汁発酵建てと呼ばれる伝統的な藍建てより染液を作ります。灰汁発酵建てには木灰の灰汁と石炭、麩などの天然素材だけを使い染液の表麺は紫がかった光沢のある状態になります。この伝統的な染液の作り方が藍染を美しくします。

 

藍染木玉ジュエリーは、そんな灰汁発酵建てした染液だけを使用し、よく乾燥したミズ木を染め上げています。染色後よく乾燥させた後、一粒一粒手作業にて埃などがつかないように最新の注意をはらいながら、エコウレタンのクリアー塗料にて塗装し、乾燥させます。これにより表面にガラス質の高強度な塗膜が出来木目と藍色の重なりの美しい色と光沢が生まれます。